介護-犬と猫の病気用語集

介護

老化だけでなく、病気やケガにより体が不自由になると、動物にも介護が必要になります。
介護には、ごはんの介護(特別食を作る、食べさせる)、排泄の介護(排泄の補助、オムツの交換)、体を動かす介護(歩行の補助、寝返りをうたせる、マッサージ)、など様々な内容が含まれます。どの介護が必要かは、ワンちゃんネコちゃんの状態により様々で、また時間とともに必要な介護内容も変わってきます。

いくつかの介護について、もう少し詳しく説明いたします。

◎歩行の介護

散歩中にふらつく、排泄時に踏ん張りにくく倒れそうになる、立ち上がるのが難しい、など転倒が心配な時は体を支えてあげましょう。このとき、胸やお尻を広範囲に支えるハーネス(胴輪のようなもの)を使うと、楽に体を支えてあげる事が出来ます。

◎排泄の介護(オムツの交換)

お漏らしがある場合、オムツを使う事があります。犬用のオムツもありますが、サイズが合えば人用のオムツを利用する事が出来ます(人間用のオムツにしっぽの入る穴を開け、穴の周囲にテープを貼れば、中のポリマーが飛び出るのを防げます)。オムツを使う場合の注意点は、オムツをこまめに交換し、オムツかぶれを起こさせないことです。その為には、排泄物の汚れは綺麗に拭き取るか、洗って乾燥させ、毛や皮膚を清潔に保ってあげてください。被毛が長くお手入れが大変な時は、便で汚れやすい肛門の周囲や尿で濡れやすい部分の毛のカットを、動物病院やトリミングサロンで行ってもらうとよいでしょう。

◎排泄の介護(ペットシーツの交換)

完全に寝たきりになってしまった場合、腰の下にペットシーツを敷くと便利です。ペットシーツはこまめに交換出来て、オムツより経済的です。オムツを付けっぱなしにするより、体のお手入れは楽になるかもしれません。

◎食事の介護

立って食べられなくなると、食事の手伝いが必要になります。フセの姿勢が出来るなら、食べやすい位置に食器を持っていってあげましょう。

フセも出来ない場合、上半身を抱っこし、口の横から食べ物を入れてあげましょう。硬いごはんが食べられなくなった時は、フードをふやかしたり、流動食に変えてあげると食べやすくなる事があります。一度にたくさん食べるのが難しい場合は、数回に分けて少量ずつごはんをあげてみてください。

*初めて介護をする場合、動物病院の先生と相談しながら行ってください。

*介護が家族のひとりに集中すると、体力的・精神的に大きな負担になってしまいます。ひとりだけで頑張りすぎないように、周りの方に手伝ってもらったり、動物病院やペットシッターさんのサービスを利用するのもよい方法です。

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