猫のざ瘡-犬と猫の病気用語集

猫のざ瘡

猫の下顎(あご)に存在する毛包(毛穴の奥)の角化と皮脂腺過形成を特徴とする皮膚疾患です。症状として面皰(黒いブツブツ)が認められます。あらゆる年齢で発症し、多くは下顎部に限局しますが、上口唇に認められることもあります。一般的には無症状ですが、二次感染を伴う場合は、皮膚に膿疱、浮腫(腫れ)または炎症が起こります。

猫のざ瘡の原因はよくわかっていません。悪化させる原因としては、脂漏症、ストレス、ウイルスまたは免疫抑制剤の使用などが考えられます。診断は臨床所見とその他の疾患の除外によって行われます。

軽度の場合、局所療法として毛刈り、シャンプー療法ならびに外用薬を用いた治療を行います。重度の場合、局所療法に加えて、抗生剤の内服を行います。再発する場合は局所療法を長期間継続する必要があります。

多くは予後が良好です。二次感染がなければ、美容上の問題だけなので、積極的な治療を行わないこともあります。毛包の内容物を絞り出すと、逆に炎症が悪化する場合があり、注意が必要であります。

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