アルコール中毒-犬と猫の病気用語集

アルコール中毒

アルコール飲料、未成熟パン生地はエタノール摂取の原因となり、これは犬と猫に中毒症状を引き起こします。

症状は、嘔吐、興奮、ふらつき、虚脱、低体温。重度の場合、昏睡、呼吸停止、心停止、死へと進みます。さらにパン生地は食べた後にお腹の中で膨らみ、消化管閉塞や胃拡張・捻転を起こす危険があります。

治療は食べてすぐの場合、慎重な催吐処置または胃洗浄を行います。アルコール排泄を促すため点滴治療が行われることがあります。

症状が軽い場合、これらに治療で予後は良好ですが、中毒症状が酷い場合は注意が必要です。

もしペットが誤食してしまった場合は、いつ頃、何を、どの位食べたのかを、できるだけ詳しく動物病院に伝えることが大切です。